山田接骨院ブログ
肘の骨折(橈骨の上端部)
スケートボード練習中、手のひらを着いて転倒された患者が来院されました。
肘の部分が少しだけ腫れていて、肘がうまく伸びないくらいの症状でした。
診察をすると橈骨という骨の近位端部の限局性圧痛がありました。
レントゲンを確認すると橈骨頸部骨折でした。
成人には橈骨頭部骨折が多いのですが、頸部骨折の為前腕の動きがあまり障害を受けておりませんでした。
遠方からの通院の為週に一度の通院となりますので、固定後のリハビリに長期を要す可能性のある骨折です。
手の舟状骨骨折
今年の春スノボーにて手を着き、手首の痛みが強く整形外科にてレントゲンを撮って捻挫の診断にて、治療をしていましたが、なかなか痛みが取れなかった為、先生に相談をしていましたが、そのうちに良くなるからと言われたそうです。
その後手を着くのが辛く、半年たってもいたみ取れない為当院に来院されました。
診察で直に舟状骨骨折の話をして、提携している整形外科にてレントゲン検査をしました。
やはり骨折を起こしており転位が大きく、6か月以上経過しているため、手術療法を選択しました。
舟状骨骨折のレントゲン診断は非常に難しく困難を極めますので、触診が最も大切になります。
徒手検査により判断するため、骨折が確認できても出来なくても、症状が悪ければ固定を行います。
約3週間後にレントゲンを確認して、固定を考えるのが大切であります。
舟状骨は非常に小さく奥にあるため、レントゲンのとり方ひとつで骨折を確認できたりしますので、しっかりとした肢位でレントゲンを撮らないと映りません。
骨折を専門とする山田接骨院で診察を受けることをお勧めいたします。
今回のケースも初めに正しい処置をすれば、手術に至らずに済んだと思うと、患者さんが非常にかわいそうであり、診断治療の大切さを改めて感じました。
頸の痛み注意
先日首から背中にかけての痛みを訴えて来院された症例です。
総合病院で色々な検査をしましたが、原因がわからず様子を診なさいとのことで、様子を見ていましたが痛みが取れず脳神経外科を受診されたそうです。脳のMRI検査や血液検査も再度行ったそうですが、異常が見られませんでした。
院長の診察で色々な問診をしていました。その後首にエコーをしていました。
しばらくすると院長が甲状腺がおかしいので、甲状腺科の受診の必要性を話していました。
翌日来院して昨日甲状腺科に行ったら、甲状腺に癌が見つかったと言っていました。
甲状腺科の先生が『接骨院でよく見つけてくれましたね』と言ったそうです。
患者さんはがんの診断にショックを受けていましたが、初期だそうで先生にお礼を言っていました。
1週間後患者様が来院し検査結果が出ました。『良性です』ものすごく喜んでおられました。
スタッフ一同大喜びでした。院長と患者様が握手をして涙を流して喜んでおられました。
院長先生は甲状腺異常の患者様を何人も見つけてきたそうです。診察だけでよくわかったと私もビックリしています。
内臓からの痛みがあるとよく聞きますが、本当にあるのだとしり、今回の症例で良い経験をしました。
接骨院の卵より
アキレス腱断裂③ 静岡県
アキレス腱断裂の経過報告、昨日当院に来院して4週と2日でギプスを外しました。
前回補高装具を作っておきましたので、今日はその靴を履いて帰りました。
補高装具:アキレス腱断裂後に使用する踵の高い靴
アキレス腱の状態は非常によく、わずかな陥凹も見られませんでした。
足首の動きも非常によく歩き方も普通に見えました。
『6週間で普通の生活に戻れてよかったね、遠かったけど浜松まで来てよかった』と奥さんが言っていたのが印象的でした。
重傷なアキレス腱断裂ですが、患者様にとって苦痛の少ない形に少しずつ変えて行き、良いものを作っていきたいと思います。
指の骨折 浜松市接骨院
病院で4週間の固定を説明を受け当院に転医された患者様ですが。
4週間で治癒となりました。2週間ほどでスポーツ復帰が出来て、とても喜んでおりました。
4週間の固定を行うと、その後のリハビリでは6週間ほどかかります。
そう思うとかなりの期間短縮です。
その治療を左右したのは、固定法と酸素療法・骨超音波ではないかと考えます。
固定範囲を出来るだけ小さくして、固定力を増す固定を行うことが最善の方法と考えます。
固定をした状態でもバスケットボールが出来る固定です。
高校生にとって1日の違いは大きなものですが、何週間も違いますので大変喜んでおられました。
遠くから来院されて大変でしたが、良かった言っていました。
この高校生の妹さんは1年前、両手の両方の骨4本骨折をした患者様です。
妹さんはその前にも右手を折っており、浜松の総合病院で4か月間練習が出来なかったそうですが、4本の骨を骨折して当院にこられ、4週間でバスケに復帰した経緯があるため、何とかしてほしいと言って来院されました。
今回のケースも、かなり早く良くなりみんなで喜んでいます。
本当に良かったです。
接骨院の卵より
アキレス腱断裂② 静岡県浜松市
先月、アキレス腱断裂後11日目で再整復をした症例ですが、3週間が過ぎ来院されました。
傷みもなく日常生活にも問題なく生活が出来ているとのことでした。
ギプスを切り、超音波浴(超音波が流れていて泡の刺激の出るお風呂)を掛け、状態の確認となりました。
院長が患部の確認をすると非常にきれいに治っていますよと言って、奥様にも確認をしていただいていました。
整復前はかなりの陥凹(へこみ)がありましたが、全くと言っていいほど、わかりませんでした。
院長がスタッフみんなに状態の確認をさせてくれました。
触ってみるとしっかりとアキレス腱を感じました。びっくりです。ほんとぴったりです。
患者様奥様の笑顔にまた会えました。本当にうれしいです。
時間が経過した症例でしたので、こんなにうまくいくとは思っていなかったので、うれしさが倍増しました。
アキレス腱が切れると重症というイメージがありましたが、山田接骨院で研修をして考え方が変わりました。
治療法によってこんなにも経過・結果に違いがあるのだということを知りました。
この魔法のような治療法を皆様に伝えたいと思います。
接骨院の卵
トレーニングジム 浜松市
Athlete Gym YAMADAでトレーナーをしています川口と申します。
当施設は、キネシス・TRX・バランスボール・スタビライゼーションなどを駆使し、体幹を中心としたトレーニングを、パーソナル(個別)で行っております。
コア(体幹)のトレーニングは、目に見える効果がわかりにくいものですが、4ヶ月を経過して体の変化がわかり始めました。
今まで思うようにできなかったトレーニングを、スムーズにできるようになったり、体のバランスもうまく取れるようになっていてビックリしました。
30秒間という短い時間ではありますが、体を止めておくというのは意外に難しいものであり、出来た時には思わず拍手をしてしまいました。
トレーナーとしては、成果を感じた時に喜びを感じます。利用者様にとって最善のトレーニングをしていきたいと思います。
利用者様もトレーニングジムでのトレーニング以外にも、家でしっかりとトレーニングを重ねていると聞き、日々の積み重ねの賜物と感じました。
これからも、もっともっと頑張ってトレーニングしていきましょう。
指の骨折(開放性)高校野球球児
高校野球球児が遠方より来院されました。
バンドの際指を挟んだそうです。
開放性の骨折を起こし近隣の病院で処置をしていただき、直に来院されました。
まだ、縫合したものの出血をしているため、抜糸後の来院を指示しました。
数日後レントゲンを持って抜糸してきましたと、その足で来院してくれました。
まだかなり腫れており、指先もマヒをした状態になっておりました。
骨超音波(骨を早くつける最先端医療)を掛け、酸素療法に入りました。
電気治療後、新しい固定に変え『今日から少しずつ練習』という院長の言葉に、患者さんはびっくりしていました。
しっかりとした固定の為傷みも少ないようで、こわごわ動かしていました。
骨折も何か所で折れており簡単に言うと複雑骨折(バラバラ)です。
バラバラに折れた骨折は、医学的には粉砕骨折と言いますが、開放しているので複雑骨折です。複雑骨折とは複雑に折れているのではなく、開放性になった骨折を言います。
明日から遠いですが、毎日来院すると言っていました。
早く復帰しないとレギュラーを取られてしまい、一日も早い復帰を考えて遠方から来院されたので、一日お早い復帰の為に治療していきます。
接骨院の卵より
足首の骨折②
足首の骨折(外果)の転位のあった患者様ですが、翌日レントゲンを撮って来院され、直に診察に入りました。
レントゲンを見ると1㎜のズレもなく治っていました。整形外科の先生も『手術はしなくてよさそうですね。』と言われたそうです。
院長も患者様と握手をしていました。早速今日からリハビリが始まりました。
傷みもほとんどなく、松葉杖ではありますが元気に歩いています。
当院では高濃度酸素療法を行い、1日でも早くサッカーに復帰することを願っております。
夜、院長の勉強会で整復法と固定法についての講義がありました。
でもあれだけの転位が一瞬のうちに無くなり、痛みもなくなるんだということを実感しました。
先日の肘の脱臼との違いにびっくりしました。
一般的には外果の転位の整復は非常に難しいのですが、上手くいって良かったと院長が言っていました。
今後の経過をしっかりと追っていきたいと思います。
接骨院の卵より
足首の骨折①
先日サッカーのプレー中に足を捻り歩行不能の患者様が来院されました。
院長の診察で、足首(外果)の骨折の為整形外科でのレントゲンの指示が出ました。
1時間ほどでレントゲンを持って来院し再度診察に入りました。
腓骨の端っこがボッキリと折れておりました。
整形外科の先生は『手術をしないと治りませんね!』と言っていたそうですが、山田先生は骨折が上手だから一度治してもらってみてくださいと言っていたそうです。固定状態を見て再度考えましょうと言っていたそうです。
早速、整復(骨を元に戻す手技)固定に入りました。
中3の患者さんは骨を治すと聞いてかなりビビっていましたが、院長がそんなに痛くないから安心していなさいよと言われ少しは安心したようでしたが、何度も怖い怖いと言っていました。不安を取るためにケガをしていない足で、シミュレーションをいて、患者様と助手の先生に入念に教えていました。
いよいよ整復に入りました。
5秒ほどして、『ガッコ!』という音と共に骨折が整復されました。患者様もスゲー音今ので治ったの?まったく痛くない。すごい凄いと連発していました。『今の音聞こえたでしょ。』の患者様の声に、院長をはじめ助手の先生方も『勿論聞こえたよ。』と言っていました。
後で助手をなされた先生に話を聞くと、びっくりするほどの音でホント感動したと言っていました。
直に整復が終わり固定に入りましたが、院長はすごく真剣に固定の指示をしていました。
患部を院長先生と助手1の先生が持っているため、先ほど助手2をしていた先生が手を離し固定に移りました。
固定が終わりましたが、整復後のレントゲン確認は明日整形外科に行っていただくことになりました。
上手く治っていることを願っております。
接骨院の卵より
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