肩の骨折　トライアスロン選手

先日、ランニング中に転倒をし肩の付け根の骨折をされた方が来院されました。

総合病院で、保存的療法でも行けますよと言われ、当院に来院をされました。

レントゲンとCTの確認をすると、上腕骨の外科頚という骨折と大結節の骨折を起こしておりました。

簡単な固定の為夜の痛みがあり、上手く眠れなかったとのことでしたので、包帯による固定と夜寝る時の肢位の注意を行いました。

何とか眠る事が出来たようでした。

この部位の骨折は固定に難渋する為、比較的簡単に固定をする病院が多いのですが、当院では安静の目的で固定を行っております。

患者様は、7月に世界選手権に選ばれたトライアスロンの選手であり、3月までに何とかめどを付けなくてはならないため、当院に来ていただきましたので、スタッフ一同頑張ってリハビリをして行かなくてはなりません。

トライアスロンには水泳がありますので、肩の動きがとても大切ですので一日もはよく関節可動域の訓練をして行かなくてはなりませんし、心肺機能の維持にも取り組まなければなりません。

日本代表として頑張っていただくために治療をしております。